おばら(小原)消化器肛門クリニックは胃・大腸への痛みの少ない内視鏡検査、痔などの肛門疾患治療を臨床経験豊富な専門医が行います
東京都大田区矢口2-11-23 電話03-3750-8218
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痔核は脱出の程度によってI~IV度の4段階にわけられますが(別表参照)、一般的にはII度の一部の方、およびIII度・IV度の方が手術の対象となります。しかし肛門の症状を訴えて来院される方のうち手術が必要になる患者さんは全体の1割程度です。その他の方は薬物療法と生活習慣の改善で症状が緩和もしくは消失してしまいます。
薬物療法というと、薬を使うだけの治療と思われるかもしれませんが、第I度や第II度の程度の軽い内痔核や急性裂肛の場合、食物繊維の摂取や肛門括約筋運動などを指導し、生活改善により症状の緩和を目指します。
座薬や内服薬の処方はあくまで補助的なことにすぎず、血栓性痔核や急性期のかんとん痔核(脱出したまま痛みをともない還納しなくなってしまったもの)についても、まずは座浴、入浴などの生活指導を中心に軟膏、内服薬などの薬を併用して治療を行います。
患者さんご自身で、痔かなと判断した際、市販薬を使うこともあるかと思います。しかし、痔は薬だけでは治らない病気であり、市販薬はあくまでも一時的に症状を抑えるためだけに用います。また病院でもらった薬と市販薬との最大の違いは、病院の薬が、医師が診察して患者さんの病状にいちばん効果のある成分が入った薬を処方しているのに対し、市販薬はだれが使ってもいいように成分の配合を調整しているので、症状によっては薬の効果があらわれにくくなるということがあります。
市販薬の使用は短い期間に限り、症状が改善されなかったり、症状を繰り返すときは、ほかの病気かもしれないのですぐに専門医を受診してください。早く診察を受ければ、それだけ早く治り、手術するケースはまれになります。またご自身の判断で痔かと思い市販薬で治療を続けていく中で重大な病気(大腸癌やポリープなど)を見過ごしてしまうこともあります。
院長自身も勤務医時代にこのようなケースで進行がんの状態で発見された患者さんの診断と治療に携わった経験は少なからずあります。
市販薬にもステロイド剤が成分として入っているものがあります。ステロイドは大変便利な薬ですが、反面、感染しやすくなったり、皮膚が過敏症になったりと
、
副作用も強く
起こります。そのため、長期間使用するのは危険で、注意をしなければなりません。痔の種類や症状によって、ステロイドを含むものを使うほうがよい場合と、使わないほうがよい場合とがあります。
細菌感染を起こして炎症がある場合や化膿しているような場合は、使用するとかえって炎症が悪化し、広がってしまいます。患部が赤く腫れて熱があるような場合は使用してはいけません。また、慢性の内痔核で、不潔にしていて肛門の表面から細菌に感染し、肛門の周囲が激しくただれて赤く湿疹ができているような場合も、ステロイドを使ってはいけません。使用すると炎症を悪化させます。
長期にわたってステロイド配合の座剤を使用して、肛門の周囲が赤くただれているケースは珍しくありません。 ステロイド性皮膚炎になると、簡単には
治りにくく
なります。市販薬に頼りすぎず、まずは専門医の受診をお勧めいたします。
小原医院は平成20年7月よりおばら消化器肛門クリニックとしてリニューアルいたしました。
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